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【BLUE GIANT SUPREME 6巻】動き出したカルテット


BLUE GIANT SUPREME 6 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) [ 石塚 真一 ]

こんにちは。マンガ愛好歴30うん年のななさです。

小さい頃、キャンディキャンディ、ときめきトゥナイトにはまってから、マンガを人生の友にして歩んできました。

ジャンル問わず、面白い漫画を常日頃から探求しています(^^)

たまには面白いマンガが読みたい、あの本ってどんな話だっけ?とお探しの方、よかったら参考にしてください。

今回紹介するのは、『BLUE GIANT SUPREME 』(小学館:石塚真一さん著)です。

BLUE GIAN SUPREME[ブルージャイアントシュプリーム]

あらすじ

主人公・宮本大(みやもと だい)は、明るくまっすぐな性格の高校生であったが、将来のことになると何がしたいのか分からず日々を過ごしていた。ところが、ある日聞いたジャズの曲をきっかけに、ジャズへの興味を抱き、いつしか世界一のサックスプレーヤーを目指す。

高校卒業後上京し、友人や、新たな仲間とともにジャズの世界へどんどん踏み込み、プロの世界へと近づいていく。

しかし、不慮の事故により、組んでいたピアノトリオは解散となる。

大は、単身ドイツへ渡り、世界一のジャズプレーヤーとなるべく、生まれも育ちも経歴もまるで違う仲間とともにカルテットを結成。ジャズを求め、ジャズを表し、ジャズとともに歩いていく。ひたむきに音と向き合い、新たな音を響かせていく……、というジャズを題材にした作品です。

ドイツに渡る前(日本での話)は、BLUE GIANT(全10巻)、ドイツ以降の話は、BLUE GIANT SUPREME(~6巻)とタイトルが分かれています。

ピアノ・トリオ、カルテットとは

ピアノ・トリオとは、3人組を指し、ピアニストダブルベースプレーヤー、ドラマーからなるグループのことを多くいう。

また、カルテットは、4人組のことを指す。(Wikipediaより引用)

BLUE GIANT とは

作品のタイトルにもなっているBLUE GIANT(ブルー・ジャアント)。これは、「あまりに高温なため赤を通り越し、青く光る巨星。青色巨星のこと」で、「若い頃、仲間うちで、世界一輝くジャズ・プレイヤーを『ブルージャイアント』と呼ぶ」と作中では表現されています。

BLUE GIANT SUPREME のここが面白い!

おすすめポイントはこちら!

その1

大の、ジャズに対するひたむきさ、ぶれない強さが気持ちがカッコいい!

その2

音の表現がで独特。聴こえないのに、聴こえてくるような描写がすごい!

私は、まったくジャズに詳しくもないのですが、思わずジャズを聴いてみたくなるほど、うずうずさせてくれます。

その3

ジャズについての説明がわかりやすい!

専門用語ばかりになるわけでもなく、素人にもわかりやすくジャズがどんなものか表現されています。

特別なものではなく、普通の生活の延長にジャズはある。そんな感覚です。

でも、少しずつステップアップして世界が広がっていくストーリー展開のうまさ、安定感は流石です。

BLUE GIANT SUPREME 6巻のネタバレは?

興味を持った方は、ぜひ BLUE GIANT1巻 から読んでみてくださいね。

でも、せっかくなので、最新刊「BLUE GIANT SUPREME 6巻」の内容を一部紹介します(^^)

<6巻のあらすじ>

ヨーロッパツアーとして、小さなジャズクラブを回る大のカルテット。

カルテットは、「NUMBER FIVE(ナンバー・ファイブ)」というバンド名で、新たな1歩を踏み出した。

PRのため、フランクフルト空港に置かれている「誰でも弾けるピアノ」に目をつけた大たちは、そこでピアニスト・ブルーノの演奏をすすめる。いざ、向かうと、そこには有り余る才能がほとばしるピアノの音を奏でるクラシック界の新星・マレクがいた。マレクは、ブルーノのかつての競争相手で、クラシックのコンクールでは一度も勝てたことのない相手でもあった。

ブルーノはマレクに連弾を申し出、クラシックとジャズのジャンルを飲み込んだ、新たなピアノの魅力を引き出す。そしてその様子は、動画配信となって、広く世の中に知られていく。

しかし、まだまだ現実は知名度も低く、演奏する場所の確保も簡単ではなかった。

カルテットはオランダに移り、ジャズフェスティバルのオーディションを受ける。

オーディションは初めてその街で開催されるもので、運営も予算も拙いものであった。しかし、運営する3人のオーディション開催に対する熱意に感化され、大たちのテンションも高まっていく。

7巻につづく。


BLUE GIANT SUPREME 6 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) [ 石塚 真一 ]

あわせて読みたい! 音楽漫画はこちら!

音楽は音楽でも、クラシックを題材にしたこちらのマンガもおススメです!

言わずと知れたのだめカンタービレ!(著:二ノ宮知子先生)

ただ弾くことが好きで、楽譜のとおりに弾きたくない、弾き方を押し付けられたくない主人公・のだめ。

ひょんなことで知り合った鬼王子様(?)な先輩・千秋修一と出会い、音楽の楽しさに気づいていくというストーリーです。

クラシックを聴きたくなり、しばらくハマってしまいました。

ドラマ化もアニメ化もされましたが、個人的にはやっぱりマンガが一番好きです。

二ノ宮知子先生らしい作風で、笑いありのテンポのよい内容です。変態に対する愛を感じる作品ですwww

中古市場でも全巻セットが流通しているので、大人買いいかがですか??

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