・ 現在、こどもが2人。3人目をどうしようか悩んでいる
・ できれば、こどもは3人ほしいけれど、不安。
・ 具体的にどういったことが大変で、問題になるのかも知りたい
・ 実際に産んだ人はどうだったの? 率直なな意見をききたい
・ 共働きのアラフォーだけど、年齢的にまだ3人目は大丈夫?
3人目のこどもを産むのか産まないのか、多くの観点で議論されるテーマです。
我が家では、昨年3人目のこどもが生まれましたが、2番目のこどもから約5年空きました。
その5年間は、私にとって、まさに『3人目はどうしよう??』と悩んで、迷って、諦めて、でも諦めきれなくて、の5年間でした。
そんな経験を踏まえての、私なりの結論はこちら。
✔ 3人目の子育ては何とかなります
✔ 何とかしようとすれば何とかなります
✔ 何とかしようとしなければ、何ともならないので、しんどくなります
✔ 何が『不安』なのかわかれば、道は開けます
どういう子育てをしていくかなので、一概には言えないですが、何とかしようと思えば何とかなります。
3人目のこどもをもつにあたって、一般的に言われる壁は次の三つです。
この3つについて、私の経験も踏まえ、何とかなるよ!ということをお伝えしていきます。
①経済力
②年齢
③家事・育児の負担
①経済力は必要?
当然ながら、こどもを養って、かつ親も生活できるだけの経済力は最低限必要です。
この最低限が確保されている上での話ですが、どれだけこどもに、そして自分にお金を投じていくのかはそれぞれの家庭で違います。
収入が変わらない中でこどもが増えれば、その分どこかの支出を減らすしかありません。
逆に言えば、支出の構成を変えれば生活できます。
家計の管理で必要なのは、他がどうかではなく、あなたの場合はどうなのかです。無責任なママ友の意見はあまりきかなくても大丈夫です(^^)
先の話になりますが、教育費をはじめとするこども費と住居費、車両費は特に差がでる項目になります。
・経済力は、収入という身の丈にあった生活をすれば怖くない
・背伸びはNG メリットなしです
②年齢は若い方が良い?
はっきりいえば、若いうちに産んだ方が良いです。
かくいう私は40直前で産んでいるので、若くはないケースですが。。。
その根拠はこちら。
・若い方が、育児をするのに体力があって良い
・高齢出産になると、こどもが大きくなる頃には60台になっていて、身体的、経済的にきつい
・若い方が、卵子の状態が良く、受胎(妊娠)しやすい
とはいえ、だったらダメかというとそうではないです。
なぜなら、自分一人で育児をしなければならないわけではないからです。
手伝ってくれる人を増やせば、心配は不要。大丈夫です!
ただし、妊娠のしやすさ、流産のしにくさについては、事実として変わりません。
妊娠・出産しにくくはなるものの、できないわけでないのが、余計に悩むところなんですよね。
私の場合、関節リウマチという持病があったこともあり、40歳までに出産できないのであれば3人目はあきらめる、と実は期限を切っていました。
それまでにチャレンジして、妊娠したら出産しよう。妊娠しなかったら、違う縁が他にあるので方向を変えよう、と。不妊治療はしなかったものの、1人目、2人目と違い、妊娠のしにくさを3人目の時には実感しました。
・3人目 産むと決めたらできるだけ早めがよい
・子育ては一人でするものじゃない。家族以外でも手伝ってくれる人がいれば心強い
③家事・育児はさらに大変になる?
結論としては、大変です。でも、楽です。
矛盾しているのですが、大変ですが楽になります。
理由は二つあります。
一つ目は、上の子どもたちが3人目のお世話を手伝ってくれるからです(年子や年齢差が小さい場合を除きますが)
我が家の場合、こどもたちは、上から順に7才、5才、0才の年齢差です。上のお兄ちゃんたちは、保育園で培った面倒見の良さもあってか、おむつ替え、離乳食、ミルク、お着替えや、キッチンに来ないでほしいときのストッパー役等、幅広く活躍しています。
周りの3人育児の友人たちは、たいがい口を揃えて「旦那よりも役に立つ」と言います(苦)
私が、3人目を産む前と産んだ後で、一番大きかったギャップはここでした。
イメージは、予想外の味方が近くに現れた!感じです。
そして、二つ目の理由は、3人目の育児は気構えが少ないことです。
3人目育児について、『孫を育てている気持ち』『ペットを育てるようなただただかわいい気持ち』『慣れているから気が楽』という言い回しを聞いたことはありませんか?
まさしく、そんな感じが今です。
育児の手間は増えますし、家事は間違いなく増えます。忙しくなります。
ただ、その一方で、上のこどもたちの成長に伴い手伝ってもらえることが増え、自分自身の慣れから育児・家事の力の抜き方が上手になって、楽になる面も。
そして、どんどん楽に手を抜いていくのがコツだと思っています!
・家事と育児のボリュームは確実に増えます
・上のこどもが手伝ってくれる可能性が大。ものすごく助けてもらえます
・これまでよりも、家事をより簡略化するとなおよし。やらない家事をつくりましょう。
私の体験談のまとめ
最後に、私のケースを紹介です。
まず、3人目を生む前の環境はこちら
<私>
・フルタイムでメーカーで経理を担当。管理職。通勤時間は1時間半
・朝は家事・育児を夫に一任。保育園迎え以降は、私が担当
・買い物は基本、週末まとめ買い、またはネット(Amazon、楽天)で購入。
・実家は遠方で、お手伝いはもらえない
・夫の実家は徒歩5分の場所。ただし、義父は逝去、義母はフルタイム勤務、祖母は高齢のため、よほどでない限りお手伝いは頼みにくい状態(ただし、仲がとても良い)
<夫>
・フルタイムの会社員。基本21時以降深夜帰宅が多い。
・保育園のお迎え、夕食、寝かしつけ等は私の仕事。ただし、朝の家事、保育園の送り、夜の洗濯物(洗い、たたみ、片づけまで)はしてくれる。
<こどもたち>
・小1 男、 年中 男 男の子ふたり
3人目の妊娠時は、つわりが非常につらく、血圧も高い状態が続き、要安静状態に。そのため、2か月休職し、傷病手当金を受給しました。このとき、会社と結構もめて、のちの転職しよう!というきっかけが生まれました。。。(これはまた別の機会にご紹介)
つわりが落ち着いた後は、復職し、妊娠8か月まで就業。早めに産休に入った直後、妊娠高血圧症になり、緊急入院。9か月で3人目を帝王切開で出産し、しばらくGCU,NICUに通いました。
産休、育休を経て、産後8か月で会社に復職。最後引き続き等を行い、円満退職。その後、転職し、現在に至ります。
振り返って大変だったこと
・妊娠中のつわりと
・妊娠高血圧症による緊急入院
3人目の出産で、大変だったのは、体調の変化でした。
どんなに具合が悪くても、上の子どもたちはお腹を空かせますから!
なので、繰り返しになりますが、
3人目は、何とかなります。でも、強いて言えば、
手伝える人を確保すると、何とかしやすくなります!
3人目をどうするかは別として、
子育て中のみなさんすべてに、素敵な手伝ってくれる人が確保できますように。