中学受験の情報収集を始めてみよう!と思い立ち、まずは軽い気持ちで日能研の全国テストを受けてみました。
ちなみに息子は、これまで通塾の経験はなく、年長から公文教室に通っている程度。公文の進度は、算数で3学年、国語で2学年先くらい。
我が家20分圏内でいける、比較的行きやすい大手塾は次のとおり。
・日能研 http://www.nichinoken.co.jp/
・浜学園 https://www.hamagakuen.co.jp/
・馬淵教室 http://www.mabuchi.co.jp/
・SAPIX https://www.sapientica.com/
・能開センター https://nokai.jp/kinki/
・希学園 https://www.nozomigakuen.co.jp/index-k/
この中から、とりあえずのお試しテストで選んだのは日能研でした。
数ある塾の中からなぜ日能研を選んだというと、明確な理由はなく、強いて言えば、
なんとなく。
後から思えば、DMが多かったことと、浜学園や希学園、馬淵教室ほどのガツガツしたイメージがなかったことが影響していたようなしていなかったような。まだそれほど情報がないので、正直どこでもよかった、というのもありました。
まずは、一度試験を受けてみて、中学受験に向けて塾運営がどのようにされているのか知ろう!ということで、昨年の10月、息子に小学三年生対象の全国テストを受けてもらいました。息子には、「気軽な感じで、頑張らなくてもいいよー」と、遊びにいく感覚で声をかけました。申し込んだら、さっくり話は進みます。
そして、当日。
テストは国語と算数の2科目。
夫と一緒に出掛け、帰ってきた息子の姿は
見事な抜け殻状態でした(笑)
例えるなら、あしたのジョーの有名な「燃え尽きだぜ…」のシーンのような
もしくは、共働き、フルタイムの仕事後に保育園に子どもを迎えに行った後の、これから夕ご飯を作って、食べさせて、お風呂入れて、寝かしつけて…の作業量の前に立ち上がる気力が起きないつい最近までの私の状態のような
そんな、魂がここにあらずの息子が自宅に帰ってきました。
「テストどうだった??」 聞いてみると
「たくさん問題あって、なんか時間なくて、途中までしかできへんかった…」
と力ない回答。
持ち帰ってきた問題と答案を見てみると、確かに白い! 回答状況から見て取れたのは
・国語の文章題が多く、時間がなく書けなかった。(ボリュームの違い)
・公文の国語の問題よりもずっと長文であったため、長文になれていない息子としてはどこから答えを抜粋すべきかとまどった。またテストの質問形式になれていない(テクニック的な感じ)
・算数の図形問題は初見だったため、ちんぷんかんぷん。一気に解く意欲が下がる(未知との遭遇)
・公文の問題は文章題形式が少ないため、考えて答える算数の設問問題にとまどった。頑張ったものの、何を問われているのか、理解しきれない(文章読解力の問題)
後日、テストの結果が出ましたが、予想どおりの平均より下の内容でした。
テクニック的なところや、慣れの部分に関しては、今の時点では正直気にしてはいないものの、夫婦でこれは…?と思ったのは『読解力』。
質問の意図を読めないことに対して、中学受験するかどうかは置いておいて、このままでよいのか不安を抱きました。
今回、初めて塾のテストを受けどんなものか知り、あわせて親向けの説明会にて中学受験の情報をあれこれ仕入れさせてもらって、当初の目的は達成できたのかなと。
ですが、ここが本格的に中学受験について悩み始める入口になったのも否定できず、なんというのでしょうね。
寝た子をおこしてしまった
そんな感想です。
知らなかったければ知らなかったでよかったのですが、知ってしまった以上、直面していくこととなりました。
息子の読解力問題という壁に…。
ということで、ここから教育問題、我が家で真剣になっていくことになりました。。。。