ふと思い立って、日能研の全国テストを受けてみた我が家。
思った以上にできずに抜け殻になってしまった可哀そうな我が家の長男(涙)
母としては、今の時点で、正直どこの学校にいってもそれなりに楽しんでくれるのかな、と思ってはいます。でも、看過できないのは、
勉強嫌い、塾嫌いになってしまうこと。
新しいことをインプットすることが嫌いでなければ、どこのタイミングでも、勉強したいときに勉強できるし、塾という手段についても変に構えることもないかなと思うわけです。
ということで、抜け殻になってしまった息子に対して2つの手段を取りました。
一つ目は、塾の体験教室に行くこと。
そして、二つ目は、もう一度テストを受けること。
単純にネガティブな思い出にしてしまわないよう、たった一回の初めてのテストで印象づかないよう、あえてテスト撃沈の後に塾に足を運ぶようにしました。
日能研では、全国テストを受けた人向けに2回の体験教室を用意していたことから、国語と算数をそれぞれ1回ずつ受けてきました。息子には、「公文とは違うけど、前みたいなテストもないし、気楽にいっておいで~」と、軽めに声をかけて。
実際に体験を終えた息子、反応は思ったよりも上々でした。
「最初にミニテストがあって、あと少しで100点だった~」
「先生の話も面白かった」
となんとも、高評価。体験学習をしてみてこんなによかった!のインタビュー記事レベルの良い感想でした。おまけに
「塾に通うようになったら、教室の子たちとも仲良くなるかな~」
と仲間にもなれるかな発言。
息子よ、楽しかったのだね…と拍子抜けでした。
前のテストから約1か月ちょい過ぎたころ、2回目のテストを受験。
前回よりも問題量も優しかったことと、2回目の受験、塾そのものに来るのも4回目とあってか、テスト後の息子の顔は初回と全く違う、朗らかなものでした。
「前よりできた~」という息子の結果は、えーと、みんなも結構できたようだね、というものでしたが、私としては満足でした。
「いつから塾に通うのー?」
と息子自身が口にするくらいに、塾=ネガティブな場所ではなくなったので。
手間はかかりましたが、イメージ戦略もまずは大事だと思っています。
ちなみに我が家では、歯医者もこの戦略を採用しています。
小さいころから、身近で、怖い存在ではなく、歯をきれいにしてくれる良いトコロ、と歯医者さんの存在をインプットしていて、こどもたち皆遊びにいくように歯医者に足を運んでくれています。
話は戻り、息子の塾のこと。
息子の気持ちが落ち着きました。
じゃあ、さっそく入塾手続きを…とは、いきません。
正しくはいけませんでした。
なぜなら、壁がたくさんだからです。
資金力の壁
時間の壁
どこまでやるか目標設定の壁
ここから、夫婦であれこれ息子の教育問題を考えるようになりました…。