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【スキップ・ビート!44巻】感想とネタバレ

スキップ・ビート! 44巻が出ました!

42巻が2018年5月

43巻が2019年1月

そして最新作44巻が2019年9月

8か月間隔でコンスタントに新刊でていますね。

長期連載ものになると、このきちんと続きが出ているかどうか気になるところなので、ほっとしています(^^;)

    

スキップ・ビートもキョーコと蓮の関係をみれば、全体の折り返し地点は過ぎていると予想してます。でも、一つ一つの出演作品が長いので、巻数的にはまだまだ伸びそうですね。

    

さて、そんな44巻。

表紙はキョーコと蓮のなんとも初々しい甘い感じの縁日での姿。

ですが、中身は、全くそんな雰囲気ではありません。

「本編の絡みが少ないから、表紙でいちゃつき度を補完」なくらい、内容はこれまでにない進んだ展開になっています。

というわけで、仲村先生の最新刊、『スキップ・ビート!』44巻

あらすじを紹介します。

ネタバレを含むので、目にしたくない方はどうぞ飛ばしてください(><)

   

【スキップ・ビート!44巻】感想とネタバレ 尚(ショータロー)が引き金?!こじれる二人の想い

『泥中の蓮』のオーディションも終わり、いよいよ撮影にむけて準備が進んでいく。

プロデューサーの呉前と、監督の森住は、さんざんオーディションをかき回した森住仁子(きみこ)から引退の連絡を受けていた。二人は、これまでの経緯から、引退に至った理由はどこにあったのか、不思議に思うのであった。

   

一方、キョーコは共演者との顔合わせの際、皆に刀回しを披露。その見事な技っぷりに、キョーコが紅葉役を獲得したことにあたりざわついていた共演者の空気も変わっていく。

そしてその上杉虎徹(飛鷹の祖父)に伝授したもらったという刀回しは、鉄壁の男・呉前プロヂューサーの心を鷲づかみにしていた。呉前は、言葉に表せないほどの上杉虎徹の大ファンであった。そして、同じく虎徹に手ほどきをうけたモー子を選ばなかった事実に死ぬほど悔しがるのであった。

   

無事に仕事を終え、だるまに帰宅するキョーコ。

夕食にそえられた菊の花から、思わず蓮からもらったタンポポのピンキーリングを思いだし、もやっとする。

森住仁子と蓮が、同じピンキーリングの話をしていたことから、蓮の想い人は仁子であることを確信していた。

呆れながらも「仕方ない」と自分に言い聞かせながらも、蓮からもらったタンポポを大事に保存するキョーコは、自然と笑顔になっていた。

    

そんなキョーコに、おかみさんが衝撃の伝言を伝える。

「明日朝7時に行くから、起きて待ってろ」

それは、憎きショータローからの伝言であった。

   

海外遠征にあたり、だるまの漬物を追加でほしいという用事であったものの、断れない言い回しに、毒づきながらも対応することとなった。

翌日、朝7時半に迎えにくる予定の社にバッティングしないよう、ばれない様に配慮しながら、漬物をショータローに渡すキョーコ。しかし、早く到着していた社と蓮は、その親しげな現場をモロに見てしまった・・・!

    

ごまかそうにもごまかせなかったキョーコ。

    

移動の車中、言い訳のような説明を重ねたキョーコに、蓮は冷たく「訊いてない」と突き放す。そして、畳みかけるようにショータローとの関係はどうなっているのか詰問するのであった。

   

母親との一件の際、心神喪失状態のキョーコにキスをしたショータロー。

その写真のことも引き合いに出しながら、キョーコがショータローとよりを戻しても不思議ではない、と心にもないことを突きつける蓮。

キョーコは、「なんにも知らないのに勝手にきめつけないでください」と言いながらも、うまく反論できず、ショータローの擁護をしてしまうという悪循環に陥っていた。

    

現場に着いたキョーコは、悔しさで涙するが、蓮を敵視する古賀からのアドバイスで、気持ちを落ち着けるのであった。

感情を引きずるなと…。

    

とはいえ、傷ついたキョーコは、社に、しばらくお迎えは遠慮する旨、メールを送るのであった。

   


【スキップ・ビート!44巻】感想とネタバレ 蓮に恋人報道?!さらにこじれる二人の想い

他方の蓮はというと、大人げなく心にもないことを言ってしまったことを反省していた。

そんな蓮をみた社は、蓮の気持ちもわからなくもないとフォロー。

あきらかに以前よりも軟化しているキョーコのショータローへの対応に、「もしかすると」の可能性が払しょくできない。

社は、できるだけ早くキョーコに謝るよう進言する。

  

しかし、キョーコはというと、撮影現場で耳にした「時間が解決してくれる」との意見を参考に、蓮からの電話も、夜遅いからまた明日・・・とスルーさせてしまう。

   

そしてその頃、コンビニでは、意外な記事が掲載された週刊誌が店頭に並んでいた。

   

「激震スクープ! 敦賀蓮の恋人発覚!!」

   

翌朝は、テレビのワイドショーはこの話題で持ちきりであった。

すっぱ抜きの記事だったのか、これには社もノーマークであった。

恋人としての相手は、先日飲みに行った際、一緒に加わった女優の楠香凪(かな)。 帰りしな突然蓮にキスしてきた相手だ。

    

やけに謝るからおかしいな、と蓮は思い返し、仕組まれていたことをそこで知る。

     

そんな蓮に社は、否定も肯定もせずゴージャスマイルを炸裂させておけ、と流すことをアドバイスする。

   

キョーコの方はというと、テレビで蓮と香凪の関係を知って以降、蓮の行動に不信感にようなやりきれなさを抱いていた。

    

これまでニワトリの坊の立場でも、知っていた蓮の意中の人への想い。あれは何だったの、わからなくなる。

      

事務所では、モー子が海外に行く話があがっており、その話のためにキョーコは事務所に向かう。その途中、ばったり蓮に遭遇するが、割り切れず、キョーコは逃げ出してしまうのであった。

    

追いかけようとする蓮。しかし、そこに社長が現れ、蓮に告げる。

「今のお前は、どこかの誰かさんと同じ、誘われたら流されるような不誠実な男だと、思われてるぞ」と。

    

なかなか噛み合わない二人の想い。

じれったさが解消されるのはいつになるか。

<45巻へつづく>

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